Breeding

子犬の飼い方

責任と愛情を持って
ケアする方法を紹介

新しい家族の一員として子犬を迎える喜びと同時に、その責任と愛情を持ってケアする方法についてお伝えしています。子犬の健康的な成長を支える養育の基本から日々の適切な食事、運動、しつけの方法に至るまで幅広い情報を提供しております。また、子犬が新しい環境に慣れるための心構えや飼い主様との信頼関係を築くコツも、分かりやすく丁寧に解説しますので、安心してご利用ください。

Concept

愛犬を迎えるにあたりご用意が必要なもの

  • エサ入れ
  • 水入れ
  • ベッド
  • 爪切り
  • シャンプー
  • ブラシ
  • お散歩用のリード

我が家に迎えてからの注意点

  • まずは水・トイレ場・寝る
    場所を作ってあげましょう

    犬のベッドは、部屋の隅っこの落ち着ける場所にしましょう。ドアの近くなど、人の行き交いが頻繁な場所だと落ち着いて眠れません。また、エアコンの風が直接当たるような場所は避けましょう。
    夏場は、窓の近くなど、一日中日が当たる場所だと暑さで熱中症にかかってしまうので、気をつけましょう。冬場は、窓辺は寒いので避けましょう。
    トイレの場所は子犬のうちはベッドの近く、1.5m以内にはトイレ場所を置いてあげましょう。
  • 初めは子犬も
    緊張しています

    初めは親と離れて知らない環境に慣れずに緊張していますので、優しく抱っこして話しかけたり、テレビを見ながら膝に乗せたりして、慣れさせましょう。

    ネットには「1週間は構わないように」と書いてある場合もありますが、これは恐らく飼い始めの勢いで構い過ぎた結果、弱ってしまった経験がある方が書いているのではないかと思っています。
    子犬は、生後2ヶ月ぐらい時期では、1時間も遊べば疲れて眠ることがほとんどです。飼い始めはうれしさあまり可愛がりたくなるのもわかりますが、子犬の体調を無視した構い過ぎには要注意です。(特にお子様がいらっしゃるご家庭は気をつけてあげてください)

    しかし、1週間構わないというのは子犬が新しい環境に慣れることができず、緊張がつづいてしまいますので、なるべく初日から短時間ずつ触れ合い、30分~1時間ほど遊んだら、休憩・睡眠時間を挟み、子犬が起きてきたらまた遊んであげる、ということを意識してみてください。
  • トイレについて

    犬を飼うにあたって一番大事なことは、トイレがちゃんとできるようになることと、主従関係をはっきりさせることです。

    ○子犬がトイレをするタイミング
    おしっこは、睡眠から目覚めた時、毎食後、遊んでる最中にもします。
    うんちは、朝目覚めた時と毎食後にします。

    犬は、トイレをしたくなったら床の匂いを嗅ぎ始め、ここにしようと思ったところでクルクル回ってトイレをしますので、床の匂いを嗅ぎ始めたらトイレ場所に連れて行くか、トイレシートを子犬のお尻の下にもっていき、シートに匂いをつけて、次回そのシートでトイレをしやすいようにしましょう。

    トイレを失敗して怒りすぎると、隠れてしたり、人がいない時にするようになったりします。加減が難しいですが、あまり怒り過ぎないようにしましょう。
    逆にトイレがうまくできた場合、オーバーに褒めてあげましょう。

    子犬は精神的なものがすぐ便に現れるので、最初は便がゆるくなることも多々あります。

    また、先ほど、寝る場所の近くにトイレを置いてあげましょうと書きましたが、犬は鼻がいいのでトイレが寝る場所の近くにあるのは、本当は好みません。というのも、子犬の時期は行動範囲が狭いので、遠い場所までたどり着く前にトイレをしてしまうこともあるため、幼いときは近くに置いた方がよいのです。
    後々トイレを覚えたら、徐々にトイレ場を離し、人間の都合的にも置きたい場所に移動させましょう。
  • 主従関係について

    犬は本来、集団で生活する動物犬社会では力関係による順位があります。人間の家庭に飼われた場合、自分が家族の中の何番目の位置であるかを確認します。

    悪いことをしたときは、キチンと叱り、甘やかさないようにしましょう。「甘やかす」と「可愛がる」は別です。悪いことをしたら首の後ろ側を押さえて、低い声で「ダメ」と教え、怒っている時は声の調子を変えましょう。
    普段の時やかわいがるときと同じような声で怒っても、あまり効果がありません。言葉の意味が人間同士ほど通じない分、声の調子は犬にとって大きな意味をもつと思ってください。

    初めて飼う方は犬が色々なものを壊したり、いたずらにビックリすると思います。例えば携帯や扇風機、ドライヤーなどあらゆるコードを噛んでダメにしたりもします。(笑)
    犬はかじりたがり噛むおもちゃをあげましょう。プリンやゼリーなどの空容器も、喜んで噛んで遊びます。また、布のヒモなどは歯垢や歯石をとってくれたりもします。
  • 犬との
    コミュニケーションの取り方

    犬とは目を合わせて、よく話しかけましょう。アイコンタクトが取れると、飼い主の話を聞こうとしますし、言葉を覚えます。
    しょっちゅう話しかけるとたくさんの言葉を覚え、言うことをよく聞くようになり、お互いの生活がスムーズにいくようになります。犬がたくさんの言葉を覚えると、楽しいですよ!
  • 犬の病気の予防について

    ・ワクチンについて 年に1回狂犬病を予防するワクチンと、6~8種の伝染性の病気を予防するワクチンを打ちましょう。(獣医さんと相談して、何種打つか決めましょう)

    ・フィラリアについて フィラリアとは、フィラリアという虫を持っていた蚊に犬が刺された場合、その虫が犬に移ってしまい、フィラリア病にかかってしまいます。蚊が出始める4月頃からいなくなる10月頃まで、月に1回お薬を飲ませましょう。
    ここで気をつけるのは、「初め」より「後」のほうが大事と言うこと。というのも、フィラリアの薬は予防ではなく、刺されることで「かかってしまったかもしれない」フィラリアの虫を殺すための薬だからです。「後」にあたる10月頃の薬は、必ず忘れないようにしましょう。

    ・ノミ、マダニ対策
    道路や公園の草むらにはノミやダニが隠れています。お散歩でそのそばを通ると、犬に飛び移ることがあります。 対策としては、動物病院で売っている「フロントライン」を月に1回、滴下しましょう。(ホームセンター等で売っている薬は、効果が薄いのでおすすめしません)
  • 餌について

    餌の質は値段に比例することが多いので、あまり安い餌は選ばない方がいいでしょう。赤や緑の染色がされている餌やおやつは避け、なるべく着色料や添加物の入っていない自然のものを与えるようにしましょう。

    2ヶ月前後の子犬を購入した場合、1日3~4回の餌と、1回のおやつをあげましょう。
    子犬の1日の最後のごはんは、長い夜を持たせるために、19時頃ではなく、遅めの21~22時頃のほうが良いでしょう。朝ごはんは人間と同じ、7~8時頃にあげましょう。
    子犬のドライフードは、お湯で5~10分ほどふやかしてあげましょう。なにも混ぜなくても食べる子は、そのまま与えます。混ぜなければ食べない子は、缶詰2~3割混ぜたり、粉ミルクをかけたりして、与えます。

    ドライフードを食べないからといって次々といろいろなフードを買ってきても、あまり意味がありません。食べない餌でもお腹が減ってくれば食べますので、心配いりません。
    また、食べさせようと缶詰を大量に混ぜたりすると、おいしい缶詰の部分だけを食べてドライフードは残してしまいますので、缶詰等を混ぜる場合は、ドライフードの2~3割程度にとどめておくと、ドライフードも食べてくれます。

    犬の餌を急に変えると下痢をしてしまいますので、犬を購入して最初の頃は元いたブリーダーが与えていた餌を主体に、変更したい餌を混ぜます。そして、2割3割...と徐々に変更したい餌を増やしていきます。これは、成犬でも同じことで、餌を急に変えないように注意しましょう。